2014年11月25日
変圧器(30トン)搬入工事。
那覇市某変電所へ変圧器(トランス)約30トンの搬入工事をさせて頂きました。
搬入敷地が狭いため、後輪も舵角が取れる特殊トレーラーにて運ばれてきました。
前述しましたように敷地がかなり狭いため、トレーラーを搬入すると荷降ろしのためのクレーン等の重機は入りません。
そこで、トレーラー上から重機を使わず30トンの変圧器を下ろします。
下準備として、かにクレーンにてトレーラー横に山留部材にて横引きステージを組み上げます。
ジャッキアップし、重量物専用台車(チルローラー)を変圧器下部に仕込みます。
変圧器をトレーラー上部から横引きステージ上に移動させます。
移動には自走式チルローラーを用いました。
油圧ジャッキを使い変圧器を持ち上げ、横引きステージを解体します。
油圧同調ジャッキの操作部です。
声掛け合図の徹底で慎重に動作を行います。
養生を施した地面をウィンチにて横引します。
据え付ける目標位置近くまで横引した後、再びジャッキアップを繰り返し行い、基礎の高さまで持ち上げます。
横引きステージを組み上げ、基礎上に移動し、仮置き。
ココからは一旦電工さんにバトンタッチ…細かい部品の組立をしてもらいます。
部品が組み上がった状態で今度は室内に引き込みます。
部品の重量が加算されるため、更に重くなります。
微調整をして据付完了!!
狭い場所での取り回しに気を使いました…^^;
ありがとうございました。
Posted by 金一重量 at 09:21│Comments(0)
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